REIGHBORHOOD!(レイバーフッド!)

REIGHBORHOOD!REI HIROE ILLUSTRATIONS


銃と! 軍服と!! 女の子!!!


というわけで、前々から欲しかった広江礼威先生のイラスト集「レイバーフッド!」を売ってる本屋をようやく見つけたので買ってきました。
ネットショッピングをなるべく利用したくないというのはあっしの些細なこだわりだったり。全く利用しないというわけでもないんだけどねー。


本書は広江先生の描くキレイで美しい女の子に、ミリタリー要素をふんだんに詰め込んだ何ともマニアックなイラスト集です。
ソ連の国旗の前でトカレフを掲げたソ連軍の女の子や、褌を締めた日本軍服コスの女の子、ガバメントを構えた女子高生など、古今東西の銃や軍服や女の子が取り揃えてありました。よりどりみどりの選びたい放題。
個人的に好きなイラストは『私立ナチス学園』と『狙撃銃とウェイトレス』と『イタリアブランド』ですかね。マガジンを口に咥えた金髪ツインテはなかなか趣きがあります。あと水着イラストはどれもエロい。
BLACK LAGOON」のファンであれば広江先生の銃のこだわりや知識の深さは存じているかと思いますが、この本は想像以上に濃かったです。いろんな意味で。




そしてそれぞれのイラストに先生のコメント付き。
コメントの主はイラスト執筆時の状況などではなく、そこに描かれている銃の歴史やスペック、またはその国の当時の社会情勢などをかなりマニアックに語っておられ、広江先生の知識に脱帽せざるを得ない。
そんなコメントをちょこっとだけ紹介。


タイトル:tokarev TT33

第二次世界大戦初期のソ連軍姉ちゃんとトカレフ
最近こういう社会主義リアリズムバリバリのポスターも見かけなくなり、
僅かにお隣の国だけがヤケクソぎみにやってる位で、実に寂しい限りです。
(以下略)

ワラタ。



そして巻末には広江礼威×奈須きのこ×虚淵玄の対談が実現!
BLACK LAGOON」の画集や小説でもそれぞれと対談なさっていた広江先生ですけど、この3人でというのは初めてではないだろうか。知る人には夢のような対談です。
まだこのブログを始めたばかりのころ、というか開設初日に、

虚淵といえばFate/Zero奈須きのことコラボ(?)してましたよね。本編と同じ位、あとがきや解説が楽しみでした。
で、きのこと広江はブラクラ画集の対談のなかで、お互いを尊敬しあってることが判明。
あれ?この三人仲良くね?
いっそ三人で一つの作品を作ってもらいたいもんだ。もちろんメディアミックスで。
ゲームが奈須きのこ、小説が虚淵玄、漫画が広江礼威・・・
もし出たら全部三つずつ買います!
ブラックラグーン 8巻&ノベル版@旋風記

ということを書いていたんですが、その3人の対談を目の当たりにすることができるとは・・・。




対談の内容は本書のメインでもあるミリタリーについてと、『カッコいい女の子』について。後者はなかなか興味深かった。どの先生もカッコいい女性を描くのがウマイもんなぁ。ここの部分だけでも買う価値はありました。



ミリタリーの知識は少ししかない自分でもなかなか楽しめる一冊でした。
銃と女の子が好きな方は必読です。




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