大東京トイボックス
ゲームクリエイターの魂を感じる漫画、大東京トイボックスを買ってきました。
この作品を初めて読んだのは今年の年始。
1月は最初から最後まで精神的に病んでた頃で、いろんなことを投げ出してひたすら漫画に没頭してました。1ヶ月で20作品以上読んだのかなぁ。
その20数作品の中で一番面白かったのが、この東京トイボックス/大東京トイボックスでした。次点はGIANT KILLINGかニコイチで悩むところ。エマやそれでも町は廻っているも面白かったなぁ。
せっかく読むなら面白いものを!と思っていろいろ調べてたらこれが評価高くてひとまずチェック。
その後友人宅で見つけ読んでみたら大ハマリ。超おもしれぇ!
Amazonでポチれば早かったんですが、何を思ったか自力で探すことを決意。しかしマイナー作品なせいか、どこ行ってもなかなか見つからない・・・・・・。そもそもBIRZコミックス自体あまり置いてない店が多かった。
で、今日はたまたま遠征したんで気まぐれに本屋に入ってみたら、何と大東京トイボックスの1,2巻を発見。その後、その本屋からそんなに離れていない本屋に入ってみたら今度は3巻を発見。
あんなに探しても見つからなかったのに今日だけで一気に既刊分を購入できた! ああ、嬉しきかな。
しかし前作である東京トイボックスはやっぱり売ってない。そろそろAmazon先生に頼んでみるか・・・?
概要やキャラクターの参考程度にwikiを置いときます。 東京トイボックス−Wikipedia
とにかくストーリーもキャラクターもアツい!!
ゲームにも漫画としてもこだわりが感じられる作品です。
この作品のテーマは「『面白さ』を追い求めることこそが面白い!」だと思います。
『期限に追われ、予算を限られ、その中でどれだけ良いモノをつくりあげるか』これはゲーム業界に限らず、出版業界やデザイン系など、「モノをつくる」という仕事ならどの業界にだって当てはまることだと思います。
時には苦労や挫折もあるかもしれない。理想と現実に挟まれて思い悩むこともあるかもしれない。それでも何かを追求し、モノをつくりあげることは楽しさがある。そして最後までこだわり抜き、追い求めることに意味があるんだ!
この作品を読んでいると、そういったことが凝縮されているように感じます。
余談ですが自分もまた「モノをつくる」という立場にいます。つくりあげる媒体は違えど、この作品からは情熱や親近感といったものを感じます。
この作品はゲームを愛する人、「モノづくり」を手掛けている人、またはそういった世界を志す人にこそ、読まれてほしいと思います。
いま最もアツいオトナの青春ストーリー。オススメです。
- 作者: うめ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2007/03/24
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